海老蔵さんら復興願い「福は内」 大河出演・長谷川さんや白鵬関も 成田山新勝寺

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参拝客に向け豆をまく(左から)本木雅弘さん、市川海老蔵さん、島津亜矢さん=3日、成田山新勝寺

 節分の3日、千葉県内各地で豆まきが行われた。成田市成田の成田山新勝寺では恒例の節分会(せつぶんえ)が行われ、5月に江戸歌舞伎を代表する大名跡で市川宗家の「団十郎」を十三代目として襲名する歌舞伎俳優、市川海老蔵さんはじめ、大相撲の横綱白鵬関、NHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の出演者らが昨年相次いだ台風被害からの復興や五穀豊穣(ほうじょう)などを願って豪快に豆をまいた。

 「成田山節分会」は、本尊の不動明王の慈悲により、鬼すら改心するとのいわれから「福は内」とだけ唱えるのが習わし。この日は白鵬関ら5力士のほか、長谷川博己さん、門脇麦さん、木村文乃さん、堺正章さん、本木雅弘さんの大河組、演歌歌手の島津亜矢さんや新浜レオンさん、大衆演劇女形の門戸竜二さんらが参加した。

 かみしも姿の白鵬関らが「福は内」の掛け声で豪快に豆をまくと、境内を埋め尽くした参拝客は歓声を上げ一斉に手を伸ばした。

 友人の酒々井町の主婦、金子幸江さん(63)に誘われて初めて来たという成田市の主婦、丸ふみ子さん(58)は「バッグのところに一つだけ引っかかっていたので、取れなかった男の子にあげました。楽しかった。今年は良い年になりそうです」と笑顔で話した。

 同寺によると、好天に恵まれたこの日は約5万人の参拝客が訪れ、計3回の豆まきで大豆と殻付き落花生計約1260キロがまかれた。