五輪イヤー駆ける 金栗記念第64回熊日30キロ《招待選手 紹介(2)》

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応援に感謝の走りを 神林勇太(青学大、11、21歳)

 3年生で初出場を果たした箱根駅伝で9区を走って区間賞に輝き、2年ぶりの王座奪還に貢献。神奈川県出身で九州学院高卒業以来、初めて熊本でのレースに臨む。

 入学後2年間で駅伝メンバー入りしたのは1年時の出雲駅伝のみ。伸び悩み、「どうしたらいいか分からない時期があった」。昨年、チームメートの吉田圭太とニュージーランドに約5カ月間留学したのが転機に。陸上と正面からじっくり向き合い、覚醒した。

 チームの新主将に就任した“青学の顔”は学生1位が目標だ。「ずっと応援してくださる熊本のファンの方々へ、感謝の走りをしたい」と本番を心待ちにしている。

1時間半以内目指す 松村優樹(ホンダ、2、27歳)

 昨年11月末の記録会の1万メートルで28分42秒34と自己記録を更新。「いい練習を積んで調子が上がっている」と声が明るい。

 初の30キロは7月に予定する2度目のマラソン挑戦への布石だ。チームの先輩で、マラソン前日本記録保持者の設楽悠太も参戦するが、つとめて冷静だ。「設定したペースを守り、1時間30分以内で5位以内に入る」と自分の走りに集中する。

鈴木に「食らい付く」 後藤みのり(キヤノンAC九州、303、27歳)

 昨年に続き3度目の出場で、過去最高は4位。東京五輪マラソン代表の鈴木亜由子が出場を予定する今回は「タイムや順位を考えず、食らい付きたい」と意気込む。昨年末から短距離走や筋力トレーニングを始め「今まで使っていない部分を強化している」。今季は1万メートルでの日本選手権出場を目指し、「熊日30キロではスタミナを鍛えたい」と目標は明確だ。

(かっこ内は所属、ナンバーカード、レース当日の年齢)