柏木由紀は放送後に街を歩けない!? 「トリニク」SPで浜田雅功も疲れ果てる

テレビ朝日系では、2月11日に「そんなコト考えた事なかったクイズ! トリニクって何の肉!?」(午後7:00=ABCテレビ制作)の3時間スペシャルを放送。番組スタート当初から昭和生まれのパネラーとして出演している麒麟・川島明は「これまでに過去全部の放送回を見てきた中で、浜田さんが一番疲れていましたね。番組初のパターンが多くて、まあとにかくビックリすることがこれまでにないくらい多かったですよ。浜田さんが途中で座り込んでしまうほど、体力を奪われる展開だったということだと思います」と壮絶な収録を振り返った。

同番組は、昭和世代が平成生まれの若者たちに“知っていて当たり前の常識”をクイズにして出題していく、世代を超えて驚きと気付きがある新基軸の世代間クイズバラエティー。2月4日の放送では、「家に必ずあるもの」「球」といったテーマでクイズを出題。ジェネレーションギャップによる珍回答が続出した。千原ジュニアが「なんで『ボールペン』って言う?」と出題すると、考えたコトある率は55%。これにはMCのダウンタウン・浜田雅功も、「これやったら1問目でいけるんちゃうか!」とコメントすると、平成世代30人中21人が正解。1問目としてはかつてない数字だったが、渋谷凪咲の「ボールのように愛されてほしいという願いを込めて」など、意外な不正解も飛び出した。また、遠藤章造が、「あちこち跳ねるラグビーボールはそもそも何でできていた?」と出題すると、またしても渋谷から「いらなくなった服」と珍回答が。しかし、その理由を聞いた榊原郁恵から「これは正解にしてあげたいわ!」と意外な称賛の声がかけられる場面もあった。

榊原の発言について川島も、「本気が伝わるから、こちらの心も動かされるんでしょうね(笑)」と賛同し、「僕ね、渋谷さんの解答を毎回楽しみにしているんです。この番組でファンになった一人ですね。ジュニアさんと『(渋谷さんは)大喜利強すぎひんか!?』と話をしているほど。以前、出題された『西郷隆盛は何をした人?』という問題に、渋谷さんは『できるだけひとりで船を作った人』って即座に返してきて。すごみを感じたんですよ」と称賛。「例えば、この番組では台本が用意されていてわざとふざけていると思っていらっしゃる視聴者の方がいらっしゃるかもしれないのですが、秒でこの言葉を返してくる感性が平成世代の本気なんですよ。僕は大喜利であんなにオモロイこと、とても言えないですよ(笑)」と渋谷の瞬発力に舌を巻いた。

そして、11日放送の3時間スペシャルについては、「これまでの放送でもそうですが、意外と霜降り明星が間違えとるな、と(笑)。このメンバーの中では正解を出して引っ張っていく側だと思っているんですが、この2人が肝心なところで間違えますからね。意外と粗品がアホやったりするんですよ。ネタも面白い、大喜利も面白い、『M-1グランプリ』をとって『R-1ぐらんぷり』でも優勝できる。格好悪い面を先輩の僕らにもあんまり見せないのに、間違えるはずのない問題で間違えてマジで落ち込んでいるのを見ていると心が痛みます。実は、粗品にアイコンタクトをたまに送ってるんですが、この番組に関しては絶対に目を合わせてくれない(笑)。『いじらんといてください』ってめちゃ出してますよ」と語った。

また、3時間スペシャルで初登場するAKB48・柏木由紀については「柏木さんはヤバかったですね~」と一言。その理由を聞かれると、「今回はある意味で柏木さんに向けた超サービス問題が出題されたんですが…。もしこの問題の全容が放送されたら、柏木さんは街を歩けないと思います(笑)」と予告した。最後に「僕、実家で番組を見たことがあるんですけど、さっきまで笑っていたおやじがむちゃくちゃ間違えるという結末が待っていて(笑)。家族で見たら、実は親世代も知らないことがあったりするので、急にリビングが静かになると思います。内容的にとても分かりやすいので、次の日にはみんなが平等に賢くなれる番組ですし、2世代、3世代で番組頭から最後まで楽しんでほしいと思います」とアピールした。

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