2009年の結成以来、精力的な活動を続け、野外フェス『全感覚祭』やレーベル「十三月」を主催し、現在の日本のアンダーグラウンドシーンを牽引するロック・バンド、GEZAN。
少し音楽に対して敏感な人であれば、彼らの楽曲が次第に幅広い層に受け入れられ始めていることはもちろん、特にボーカルのマヒトゥ・ザ・ピーポーの歌詞の世界観と発言が、ある種のカリスマ性を持ち始めていることは現在進行形の事実として受け止めているだろう。
特に昨年はフジロックへの出演が大きな話題を呼び、秋には『全感覚祭19 TOKYO』と題して前代未聞の「フリーフード」開催を予定していたが、台風19号の影響であえなく中止を発表。しかしながら急遽『SHIBUYA 全感覚祭 -Human Rebelion-」と題して、翌日に渋谷のライブハウスを会場にサーキットイベントを開催し、入場できない人の行列がありえない規模で発生するも、街全体が生き物のようにうねり、前代未聞のフェスとなった。
また、さる1月29日に満を持して発売されたニュー・アルバム『狂（KLUE）』は「神殺しのレベル・ミュージック」とも呼ぶべき大傑作であり、絶賛の嵐となっている。
そんなGEZAN初のドキュメンタリー映画『Tribe Called Discord：Documentary of GEZAN』（神谷亮佑監督作品）が昨年6月に劇場公開され、大きな話題を呼んだが、そのDVDが3月18日（水）に発売されることが決定した。
DVDの特典映像として、「WESTCOAST TOUR ボディビルディングプロジェクト未収録映像」「2019.8.31 ライブ映像」「recording with Steve Albini -a Making of Silence will Speak-」が収録される。
また同じく3月18日（水）より、GooglePlay、YouTube、Amazon、ひかりTV、ビデオマーケット、Rakuten TV、TSUTAYA TV、GYAO！ストア、DMMほかにて配信も決定。配信は映画本編映像のみとなる。
