西肥バス 9日に100周年イベント 限定グッズなど先行販売

9日に先行販売するバス型貯金箱(手前)とオリジナルパッケージのカステラ

 今年創業100周年を迎える西肥自動車(西肥バス、長崎県佐世保市)は、9日午前10時から、佐世保市下京町のくっけん広場で記念イベントを開く。記念グッズとして、昭和に走行したデザインのバス型貯金箱や、オリジナルパッケージのカステラを先行販売する。担当者は「市民の皆さまにお世話になっている感謝の気持ちを伝えたい」と来場を呼び掛けている。
 1920年2月に創業。市内などを走る路線バスや、佐世保と福岡などを結ぶ高速バスを運行している。昨年3月には、競合していた市交通局(市営バス)が廃止となり、市内の路線バスの運行を一体化した。
 貯金箱は、硬貨を入れるとオリジナルソング「シルバーブルー」のアップテンポバージョンなど3種類の音声が流れる。車体を後ろに引くと前進する機能もある。カステラは福砂屋(長崎市)と協力。「フクサヤキューブ」のパッケージをバスのデザインで彩る。
 貯金箱は1500円(税込み)で3千個限定。カステラはフクサヤキューブ2個入りセットを594円(同)で5千箱限定。いずれも10日から、佐世保バスセンターや九州銘菓などで一般販売する。
 イベントではこのほか、先着500人にオリジナルハンドタオルをプレゼント。バスの運転席を再現した乗車体験コーナーや、大正から昭和にかけての西肥バスの写真展もある。問い合わせは同社事業本部(電0956.24.8787)。

© 株式会社長崎新聞社