11月29日開催 長崎平和マラソン ゲストに有森裕子さん

市民県民優先枠 3月11日申し込み開始

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コース

 11月29日に長崎市内で初めて開催されるフルマラソン大会「長崎平和マラソン」の実行委は5日、市内で総会を開き、「市民・県民優先枠」の申し込みを3月11日午後8時に開始することなどを定めた実施計画を承認した。ゲストランナーは女子マラソンの五輪2大会連続メダリスト、有森裕子さんを招待する。

有森裕子さん

 有森さんはバルセロナ五輪で銀、アトランタ五輪で銅メダルを獲得した。スポーツを通じた紛争地支援や障害者支援などに取り組んでおり、実行委は「平和の発信」「スポーツの振興」という大会の目的に適しているとして選定。当日に加え、前日のトークショー出演も依頼しているという。
 フルマラソンは定員1万人で参加資格は18歳以上。参加料1万1千円。優先枠は2千人で、インターネットで先着順に受け付ける。一般枠は3月25日からインターネットと専用払込用紙で募集する。
 気軽に参加できる「ファンラン」は、長崎原爆の日にちなんだ8.9キロと2.02キロ(2020メートル)の2コースを設定。定員は各千人で3月25日からインターネットと専用払込用紙で募集する。8.9キロは1時間30分で完走できる高校生以上が対象で参加料2500円。2.02キロは小学生以上が対象で車いすでも参加できる。参加料は小中学生千円、高校生以上2千円、親子(3人以内)3千円。
 平和の発信の取り組みでは、選手のゼッケンに平和のメッセージを書いてもらうほか、会場内に来場者が平和への思いをハタに書き記すスペースやメッセージボードなどを設ける。被爆遺構を歩くスタンプラリーも計画する。完走記録証は折り鶴の再生紙を使う。田上富久市長は「市民の認知や関心は高まっており、機運を高めていきたい」と話した。