子ども虐待過去最多、1957件

児童相談所通告は9万7千人超

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児童虐待事件摘発件数の推移

 警察庁は6日、2019年の犯罪情勢(暫定値)を公表した。全国の警察が摘発した虐待事件は1957件(前年比577件増)、虐待の疑いがあるとして児童相談所に通告した18歳未満の子どもは9万7842人(同1万7590人増)で、いずれも過去最多。刑法犯全体の認知件数は74万8623件(同6万8715件減)で、前年に引き続き過去最少を更新した。

 虐待事件の内訳は、暴力による身体的虐待1629件、性的虐待243件、暴言などの心理的虐待50件、ネグレクト(育児放棄)などの怠慢・拒否35件だった。通告児童数は過去5年間で約2.6倍に増加している。関係機関の連携に課題。