アスパラとれたて、焼いて「甘~い」/中泊・武田小児童が収穫体験/給食の揚げ油再利用してハウス暖房

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佐藤さん(右)にこつを教わりながらアスパラガスを収穫する武田小の児童

 青森県中泊町の農家で、学校給食に野菜を提供している「給食おもいやり隊」の佐藤イネ子さん(66)が1月29日、同町の武田小学校4年生児童11人を招き、ビニールハウスで育てているアスパラガスの収穫体験を行った。児童たちは自分で切り取ったアスパラを焼き、大切に育てられた味をかみしめていた。

 佐藤さん方では、学校給食センターで揚げ物などに使用した後の食用油を再利用し、ビニールハウスの暖房用燃料として使っている。毎年2月には、そのお礼にアスパラガスを給食用にプレゼントしている。収穫体験は、町の基幹産業である農業について学ぶとともに環境にも関心を持ってもらおうと実施している。

 児童たちは、佐藤さんたちがほぼ1年かけてアスパラガスを育てていることを学んだ後、はさみを使ってアスパラガスを収穫。1人2本ずつアルミホイルに包むと、炭火の上でじっくりと焼いた。焼き上がりを楽しみに待っていた児童たちは、塩やマヨネーズをつけて?張り「甘ーい」などと声を上げていた。

 大川生真(いくま)君(10)は「アスパラガスを育てる大変さが分かった」、長利天音(あまね)さん(10)は「焼いたアスパラを塩とマヨネーズで食べましたが、それでも甘くておいしかった」と話していた。