宇土市の「行長しゃん」活用 崇城大生が地元の子どもと案内看板制作

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崇城大生が地元の子どもたちとつくった市内4カ所の木製案内看板=宇土市

 崇城大(熊本市西区)の学生たちが、熊本県宇土市のPRキャラクター「うとん行長しゃん」を活用した地域の盛り上げに取り組んでいる。9日には、子どもたちと一緒に作った施設などの案内看板のお披露目会を開く。

 取り組んでいるのは、同大工学部建築学科の内丸惠一研究室のメンバー。宇土市と崇城大は2006年に連携協定を結んだ。17年からは市内を見て回った学生たちが、同市へまちづくりを提案する発表会も開いている。

 18年には、学生の提案から行長しゃんが子どもたちと和太鼓を練習し、地元の太鼓イベントに出演。市内の商業施設に、子どもたちのアイデア家具を配置した「行長しゃんの家」を作るなどしている。

 本年度は「ウトヅクリ」と銘打ち、応募してきた地元の小中高生19人と一緒に、市大太鼓収蔵館や粟嶋神社など4カ所の案内看板を作った。実際に現地を巡った子どもたちがアイデアを出し、木材を組み立て、色も塗った。子どもの視線に合わせて、顔部分をくりぬくなどいずれもユニークなものばかりだ。

 同大院1年の大城翔茂さん(23)は「行長しゃんがリーダーになって、子どもたちに地域を知ってほしかった。ものづくりでは、自分たちの知識を生かせている」。同1年の坂本真希さん(24)は「看板を通して多くの人に宇土の魅力を知ってほしい。活動が子どもたちの郷土愛につながってくれれば」と話す。

 9日のお披露目会は午前11時から、宇土市のホームセンター「カインズ熊本宇土店」で。先着50人限定で木組みの行長しゃんづくりも無料体験できる。宇土市商工観光課TEL0964(22)1111。(西國祥太)