清水くるみ「人ごとではなかった」。がん患者役で「アライブ」出演

女優の清水くるみが、2月13日放送のフジテレビ系連続ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」(木曜午後10:00)第6話に出演する。

同作は、リアルながん治療の現状を取り扱う腫瘍内科を舞台にした医療ドラマ。内科医の恩田心(松下奈緒)と外科医の梶山薫(木村佳乃)という2人の医師を中心に、腫瘍内科の研修医である結城涼(清原翔)、同じく研修医の夏樹奈海(岡崎紗絵)、腫瘍内科医の光野守男(藤井隆)、腫瘍内科部長の阿久津晃(木下ほうか)ら、がん治療の最前線で闘う医師と患者の姿を描く。清水が演じるのは、ステージ3の胃がんが見つかる27歳の女性・土方絵麻。検査結果を聞くために心の元を訪れた絵麻と父・徳介(ベンガル)と母・律子(宮田早苗)。大切な一人娘がステージ3の胃がんであることを知り、両親は絵麻以上に動揺する。心は抗がん剤治療をしてから手術を行う治療方針を提案するが、絵麻の父は反対する。

清水は、病気で両親を悲しませたくないという思いが強いあまり、がんを患っていながらも親の希望を受け入れようと懸命な絵麻の姿を繊細かつ丁寧に演じる。清水は役柄について「今回の土方家のように、当の本人は“頑張らなきゃ!”と思っている中、周囲の人間の方が落ち込んでしまうケースは多いのではないかと思います。以前、ポジティブな気持ちは体調にも良い効果をもたらすと聞いたことがありますが、そういうことを意識されている患者さんも多いのではないでしょうか」と推察。

また出演にあたって「『アライブ』は家族で注目して見ていました。がんの闘病を経験した人が身近にいたので、人ごとではなかったんです」と共感を寄せ、「自分自身、身近な人が闘病していたとき、実は小林麻央さんのブログを読んですごく元気づけられていました。このドラマもそういう存在なのかなと思います。ご覧いただいて、少しでも前向きな気持ちになっていただけたらうれしいです」と話している。

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