昨年の右肘手術から復活を期す東浜は3日に95球を投げていた
ソフトバンクの東浜巨投手が宮崎キャンプの6日、最多の149球を投げ込んだ。2017年最多勝右腕は3日のブルペンでも95球。“復活”に向けてピッチを上げている。
東浜は「（キャンプ期間の）トータルではそんなに投げないと思いますよ。ただ、先発で行くならある程度は投げないと」と汗を拭いながら語った。途中からは内川聖一内野手が目慣らしのために打席に立った。「内川さんが打席に入ってからの方がまとまりが良かった」と語るのも、徐々に実戦モードに入ってきている証だろう。
2017年に16勝をマークして最多勝のタイトルを獲得したが、18、19年と右肘の故障に苦しんだ。昨季は7試合に先発するも状態が上がらず、6月に右肘を手術。2勝2敗、防御率6.37に終わった。巻き返しを期す29歳は打者を相手に投げる予定だ。（藤浦一都 / Kazuto Fujiura）
