青の洞門の物語をパネルシアターに しもげ商工会本耶馬渓支所女性部【大分県】

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パネルシアターを手掛けた女性部員=中津市本耶馬渓町の市しもげ商工会本耶馬渓支所

 中津市本耶馬渓町の市しもげ商工会本耶馬渓支所女性部(河野孝子部長)は、禅海和尚が手掛けた青の洞門の史実をパネルシアターにした。地元が舞台となった有名なエピソードを分かりやすく伝えようと企画。ご当地キャラクター、禅海くんを案内役に起用した。子供を対象に新年度から披露する予定。

 本耶馬渓町の読み聞かせグループ「どんぐり」(吉武隆善代表)が協力した。構成や台本を制作。専用の舞台や用具もそろえた。

 演目名は「あおの どうもん ものがたり」。江戸時代、禅海和尚は全国行脚中に阿於(あお)村(本耶馬渓町青)に立ち寄った。通行人は競秀峰の断崖絶壁を鎖を頼りに渡っていた。命を落とす姿を目の当たりにしたため、一念発起。手彫りで開削を始めた。多くの人の加勢を受けて30年かけて完成させた―という内容。

 道を拡張する際に通行料を徴収しており、日本初の有料道路になったという逸話も盛り込んだ。上演時間は10分程度。

 本格的な上演に向けて1月から同支所で練習を始めた。部員が順番に、せりふを発しながら絵人形を動かし、文字やイラストを貼ったり、剥がす作業を確認。上演に欠かせない応援歌やテーマソング(替え歌)も練習した。

 河野部長は「楽しみながら取り組みたい。和尚の不屈の精神や町をアピールしていく」と張り切っている。

 問い合わせは同商工会本耶馬渓支所(TEL0979.52.2500)。