デビュー10周年のボイメンが後輩とコラボ「いい先輩であり続けます!」

芸能事務所「フォーチュンエンターテイメント」に所属する東海エリア発のボーイズユニット・BOYS AND MEN、祭nine.、BOYS AND MEN 研究生が登場する季刊誌が発売。これを記念したイベントが、2月6日に東京の「福家書店 新宿サブナード店」で開催された。

イベント前に行われた会見には、BOYS AND MEN(以下、ボイメン)から水野勝、田村侑久、辻本達規、本田剛文、土田拓海、吉原雅斗のメンバー6人が登場。この日発売されたばかりのフォトブックを手に取り、お気に入りのページや撮影中のエピソード、そして一緒に掲載されている祭nine.やBOYS AND MEN 研究生(以下、BMK)といった後輩たちについてなど、それぞれが今の思いを語った。

吉原雅斗「すごく僕たちになじみのある場所で撮影したので、みんなのナチュラルな部分をより引き出していただきました。また、カメラマンが外国の方だったので、いつもとはちょっと違う、そういう角度から撮るんだというようなカットがたくさんあるので、そんなところも楽しんでもらえたらなと思います」

本田剛文「ボイメンも平均年齢が28歳ぐらいになってきまして、30歳を過ぎているメンバーもいるなかで、全員そろって公園のすべり台で遊んでいるカットは、なかなか皆さんにご覧いただけるチャンスもないかなと思いますので(笑)、ここだけの写真を見てもらえるんじゃないかとすごく気に入っています」

水野勝「僕たちボイメンだけじゃなく、祭nine.やBMKも出ているということで、最近は一緒にライブをやらせていただくことがあって、僕たち自身も後輩の新たな一面を発見する場所がたくさんあったんですけど、この雑誌の中でもメンバー同士や後輩のコラボがあって、こんなカッコイイ表情で写真を撮っているんだなって思いました。今まで知らなかった一面が見られる1冊なんじゃないかなと思います」

辻本達規「撮影で久しぶりに木登りをして楽しかったです。その写真が表紙のすぐ裏のページで使ってもらえていたので、木登りショットがすごく気に入っています。季刊誌となると1年に4回出ますが、毎回、木に登りたいなと思っています! 木ありきで撮影したいです(笑)」

田村侑久「お気に入りのページは、自分のソロカットです! 実物の10倍盛れているんですよ。メンバーもすごくカッコよく写っているので、(ファンの方が自分たちを)実際に生で見た時に、大丈夫かなって心配になっちゃって(笑)。ファンの皆さんも僕たちに会えない時はこの本を見て、夢を感じてもらえたらいいなと思いました」

土田拓海「きまっているカットもいろいろあるんですけど、『ボイメン学園文化祭』というイベントの裏側も載っていて、こんなところから撮っていたんだっていう写真がたくさんあるので、そういうところも楽しんでいただけたらなと思います」

今回のVOL.1では、グループの垣根を越えたコラボグラビアも話題に。田村侑久×横山統威(祭nine.)×佐藤匠(BMK)という異色の3ショットで、田村を慕う後輩2人との濃密なトークが繰り広げられている。田村は、2人と一緒に撮影するのは初めてだったそうで「どんな感じになるのかなと思っていたんですけど、2人が若いので僕もフレッシュさを合わせようとしたんですが、出来上がりを見たらやっぱりおじさんだなって感じました」と自虐的な発言で笑いを誘う場面も。一方、3ショットが実現したことで「フォーチュングループなんだなっていうのは感じられると思う」と語り、「座談会で後輩が僕たちに対してどう思っているのかを結構真面目に話せたので、いい先輩であり続けようと思いました」と胸を張った。

記者から、具体的にどんな話をしたのか切り込まれると「ファンの方への対応やライブに対する姿勢など、僕たちの背中を見て『自分たちもまだまだ足りないなって感じます』と言われて。そんなふうに僕らのことを見ていてくれたなんて、普段はいじってばかりで嫌われているかなと思ってたんですけど、意外に好かれていました」と嬉々として語った田村。最後は「あとは本を読んでください!」と照れた様子でコメントを締めくくった。

また、フォトブックの発売と同日にオフィシャルファンアプリ「ボイメン 祭nine. BMK ~Secret Message~」の配信が発表され、本誌とアプリのタイアップコンテンツも決定。そして2020年の今年、ボイメンはデビュー10周年を迎えることから、さまざまな新展開とともに、さらなる飛躍が期待される。リーダーの水野は、「10周年に入るので、今回の本もアプリもそうですが、ファンの方により参加していただける企画をいろいろ準備しています。追々発表されていくので、楽しみに待っていただけたらと。それらを順番に楽しんでいくと同時に、10年も続けてこられたという感謝の気持ちをいろんな形で皆さんに返していく1年にしたいなと思います」と意気込みを語った。

【質疑応答】
Q. 季刊ということで、それぞれの季節でやってみたい企画は?

辻本「夏に海で、みんなで海パン姿でバーベキュー! 海シリーズをやりたいです。(毎回木登りをしたいと言っていたことから)でも、海に木はないかぁ…探すわ!」

田村「春の号は、みんなで花見をしながら、祭nine.や研究生たちと盛り上がっているところを撮る! どんちゃん騒ぎでいきたいと思います。普段は見られない“呑んべえ”な僕たちを見せたいなと。20歳を越えているメンバーにはみんなに飲ませちゃう!」

辻本「イヤな先輩! 時代に合ってないよ! 飲みハラ(スメント)!!(笑)」

本田「僕らはいつも改造学ランで、なおかつ刺繍の入ったものを着ているので、逆に標準の学生服を来て、入学式みたいな雰囲気の写真を撮る。おかん気質のメンバーもいるので、おかんの格好をして一緒に入学できたらなって。コスプレっぽく“入学式ごっこ”みたいなのもいいかなと。いっぱい家族を作りたいなと思います」

水野「ボイメンは学ランショットが多くて、後輩は私服のようなスタイリングの衣装が多いので、僕たちも逆に私服っぽい衣装をいっぱい着させていただいたらいいのかな。今回は1発目だったので、ボイメンのトレードマークである学ランを前面に押し出したカットが多いんですけど、季節ごとに、季節に合ったファッションを着られたらいいのかなと思いました。あとはスポーツの秋だったらスポーツ大会とかね」

吉原「ボイメンって、季節ごとのイベントの時にライブをしていることが多くて。僕自身は、人生で花見をしたことがないので、みんながやっているような季節のイベントをボイメンでやるというのは、僕にとっては新鮮です。見てくださる方にとっても、あまり見たことがない一面かなと。紅葉狩りとかにも行ったことがないし、遠出したいですね」

土田「コンテストをしたいなと。自分たちの私服を着て、本を買ってくれた人にどのコーデが一番好きか、誰が一番センスあるかを決めてもらう。後輩も含めて、そういう企画をやれたらいいなと思います」

本田「でも、後輩よりダサイっていうレッテルを貼られるのは本当に嫌だ!」

土田「それはしょうがない!」

水野「そういう企画でやると、みんないい服を着て来て、取り繕っちゃうから(笑)」

辻本&田村「抜き打ちでやるのがいいんじゃない?」

水野「盗撮!?」

辻本「タムタム(田村)は、だいたいライブのグッズTシャツを着ているから。パーカー、そしてシャワーサンダルだよね」

Q. デビュー10周年について

水野「2020年は東京オリンピック・パラリンピックなどビッグイベントがいろいろありますけど、僕らボイメンも10周年に入るということで、いろんな方に参加していただけるような面白い企画をたくさんたくらんでおります。ツアーだったり東海エリア以外でも楽しんでいただけることを用意しています。まずは3月に舞台がありますので。10年も続けて来られたという感謝の気持ちを、いろんな形で皆さんに返していく1年にしたいなと思います」

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