【縁ありて山口】 No.11「湯田 克治さん」

Q. 山口県に移住した経緯を教えてください。

A. 40歳の時、旧自治省(東京)から山口県庁への出向が縁で山口に来ました。当時の山口県知事・平井龍さんから、その頃珍しかった海外出張を2度も命じられ、2年で東京に戻るはずの山口県庁勤務が20年になっていました。

Q. 山口市に来られた時の印象は?

A. 静かで空気がきれい。さほど都会でも田舎でもない山口県庁所在地は全国的にも珍しいと感じました。

Q. 山口市で好きになったものは?

A. SLやまぐち号で、私と同じ生まれ年の蒸気機関車C571「貴婦人」です。自家用車に、希望ナンバー「4571」を申請し、取り付けているくらい好きです。

Q. 今後の山口市に期待することは?

A. 観光資源が豊富、魅力の多い市のことを山口市民が理解し、もっと外に向けてPRする必要があると思います。

【プロフィル】1937年旧満州生まれ宮崎県育ち。宮崎県庁から旧自治省へ入省し、茨木県庁・公営企業金融公庫などの勤務を経て78年、同省から山口県庁へ出向。水産部長、商工労働部長、山口県参与・21世紀未来博覧会(山口きらら博)協会専務理事などを歴任。2002年から3年間、山口県信用保証協会会長。山口県ペルー協会副会長、河村財団常務理事・事務局長。趣味は新聞号外の収集。

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