首相が5月訪ロ、戦勝式典出席へ

プーチン大統領との会談調整

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北方領土元島民との懇談であいさつする安倍首相=7日午後、首相公邸(代表撮影)

 安倍晋三首相は、ロシア・モスクワで5月9日に開かれる対ドイツ戦勝75年式典に出席するため、ロシアを訪問する方針を固めた。8日か10日にプーチン大統領との会談を調整している。政府関係者が7日、明らかにした。両首脳による会談は昨年9月以来、約8カ月ぶりとなる。首相は停滞する北方領土交渉の打開を図りたい考えだ。

 首相は大きな権力を持つプーチン氏と直接交渉を重ね、決断を引き出す戦略を描く。プーチン氏が国威発揚の場として重視する式典に参加することで、首脳間の信頼関係を深められるとの狙いがある。

 政府関係者は「首脳間対話を進める良い機会。断る選択肢はない」と述べた。