タイトル獲得のためスタートダッシュをかけたいレッドブルF1、「アプローチを変えて」2020年シーズンへ

 レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2020年シーズンにはメルセデスと互角に戦うことを目指しており、そのためにチームはこれまでのアプローチを変更したと明かした。

 2019年、レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンにより3勝を挙げ、コンストラクターズ選手権3位を獲得した。2020年の目標はそこからさらに上を目指し、F1タイトルを獲得することだ。

 ここ数年のレッドブルは、シーズン最初から強さを発揮するというよりも、シーズンのなかでパフォーマンスを上げていくことが多かったが、チャンピオンの座に就くために、今年は開幕戦からライバルたちを圧倒する力を見せつけていきたいと考えている。

マックス・フェルスタッペンとクリスチャン・ホーナー代表(レッドブル・ホンダ)

「今年に臨むにあたり、我々はフィロソフィーを変え、準備をかなり早めに行ってきた」とホーナー。

「レギュレーションが基本的に変わらないため、RB16はRB15のアップグレード版であり進化版であるといっていいだろう。弱点に対処し、長所を強化することに焦点を当てた」

「継続性ゆえに、我々は、なんとしてでもライバル、特にメルセデスと互角の戦いをし、彼らにチャレンジしたいと考えている。今シーズン、彼らと本格的に戦うための状況は整っていると思う」

「とはいえ、彼らが現世界チャンピオンであることを忘れてはならない。今シーズンをスタートする時点で彼らがチャンピオン候補であることは間違いないだろう」

「だが、昨年を通して学んだ教訓すべてを活用し、メルセデスやフェラーリと戦っていきたい」

 レッドブルは、2020年型ニューマシン『RB16・ホンダ』のシェイクダウンを2月12日にイギリス・シルバーストンで行い、オンラインで画像を発表する予定となっている。

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