武装工作員対処を想定 長崎・佐賀両県警 陸自大村と共同訓練

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陸自車両の先導について、県境での手順を確認する参加者=大村市、陸自大村駐屯地

 陸上自衛隊第16普通科連隊と長崎、佐賀の2県警は7日、大村市西乾馬場町の陸自大村駐屯地で、治安維持を目的とした共同実動訓練を実施した。
 各県警が北部九州を管轄する陸自第4師団と締結している治安維持に関する協定に基づき、2008年から実施。今年で8回目で、佐賀県警が参加するのは初めて。自衛官と警察官計約160人が参加し、連携を確認した。
 訓練は、武装工作員が県内の海岸から上陸し、佐賀県方面に向かっているとの想定で実施。緊急輸送訓練では、パトカーによる自衛隊車両の先導や県境での県警同士の引き継ぎの手順などを確認した。
 取材に対し、陸自第16普通科連隊第2中隊長の水井善一3等陸佐は「情報共有や拘束した犯人の引き渡しなど、警察との連携能力を深めたい」、長崎県警機動隊の村田明人中隊長は「指揮系統がそれぞれある中で、日ごろから連携を徹底し有事に備えたい」とそれぞれ話した。