田辺梅林が開園 早くも三、四分咲き

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開園した紀州石神田辺梅林。観梅しながら散策を楽しむ来園者の姿が見られた(8日、和歌山県田辺市上芳養で)

 梅の産地である和歌山県田辺市を代表する梅林「紀州石神田辺梅林」(上芳養)が、8日に開園した。三、四分咲きで、南向き斜面など場所によっては見頃となっており、朝から観梅客の姿が見られた。

 梅林を運営する紀州田辺観梅協会によると、今季は暖冬の影響で、平年より10日ほど早く1月下旬からちらほらと咲き始めた。開園当日は、場所によって五分咲きになっている。協会は「いままで開園日に咲いていることはそうなかったが、今季は初日から観梅が楽しめる」と話し、来週末が最も見頃とみている。

 晴天に恵まれ、絶好の観梅日和で、訪れた家族連れやカップルらは散策コースを歩いたり、花を撮影したりして楽しんでいた。串本町から訪れた50代男性は「田辺梅林は初めて。来る途中の畑でも咲いていてきれいだった。花はもちろん、景色がすごく良く、いいドライブになった」と話した。

 9日にはご当地キャラまつり(午前10時半から、午後0時半から、2時半からの3回登場)、11日には梅林内に祭られる紀州天満宮の例祭「梅花祭」で餅まき(午後2時から)がある。その後も、3月8日までの毎週日曜と祝日のほか、3月7日(土曜)に、催しが企画されている。地元産品や弁当の販売、クイズなどは毎日ある。

 梅林は標高約300メートルの斜面に広がり、眺望の良さが魅力。訪れる際、田辺市上秋津の奇絶峡近くの県道が通行止めになっており、注意が必要。問い合わせは市観光振興課内の紀州田辺観梅協会(0739.26.9931)へ。