ビートたけしの「不倫再婚」はなぜ叩かれない? 東出昌大や鈴木杏樹がお気の毒 ご都合主義の大マスコミの“ダブスタ”報道

画像は『ゴールデン☆ベスト ビートたけし』より

ついにビートたけし(本名・北野武、73歳)が再婚しました。

お相手はたけしが所属する現事務所T.N.ゴンでマネジメントを担うA子さん(55)。長年連れ添った前妻と離婚が成立したのが昨年、A子さんとは8年の交際を経ての再婚ですので、ある意味、今流行り(!)の「不倫」から結婚にまで至ったわけです。ただ今回の再婚報道には「不倫」の文字は出てきません。なぜでしょう?

ビートたけしの再婚をスクープしたスポニチや他のマスコミも、「前妻とは長年別居」していたことを強調して、「18歳差」「最高齢級の再婚」「公私ともにパートナー」とさらに焦点をぼかし、不倫の「ふ」の字も使っていません。それどころか前妻に財産(100億円とも報じられた)のほとんどを渡して「愛を選んだ」とまで報じる始末です。

そして、今後報じるだろうワイドショーでも「不倫」という文言は使われないと予想されます。なぜでしょうか?

早速、ネット上では、

「離婚していないのに交際をスタートってアリ?」

「順番が違うと叩かれた鈴木杏樹は何だったのか?」

「相手が超大物だと不倫も美談に変わるのか?」

「マスコミお得意のダブスタ(ダブルスタンダード)」

などなどの声も上がっています。

ともあれ、このたけしの再婚に関しては、世間ではおおむね「一連の不倫報道とは別モノ」という空気が流れているのは事実です。ネット上でも批判的な声はそこまで多くはありません。それどころか、一番「不倫報道」に批判的な主婦層からでさえ、「莫大な遺産をもらえて老後の面倒を見なくていいなら私も夫に不倫してほしい」なんていう声まで飛び出しています。

テレビ業界内でも「そもそも芸能の世界は一般社会とは違う。一般人の不倫と比べること自体が意味ない」という訳知り顔で語る業界人も多かったりします。

それでも、東出昌大さんや鈴木杏樹さんが聞いたら「私たちも“愛を選んだ”だけなんですが…」と言いたくなりそうな、“ダブスタ”報道であることには違いないでしょう。(文◎編集部)

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