活水女子大生デザイン 「手持ちランタン」を配布

当選した観光客にランタンを手渡す学生たち=長崎市、ホテルJALシティ長崎

 長崎市で開催中の長崎ランタンフェスティバルに合わせ、活水女子大の学生が8日、自分たちでデザインを考えた「手持ちランタン」を観光客に配布した。
 連携協定を結ぶ日本航空(JAL)と協力して開いた講座の一環で、1年生約300人が4、5人の班に分かれてデザインを考案。ステンドグラスや石だたみなど長崎らしいモチーフを取り入れた3チームのデザインが発表会で上位になり、採用された。
 完成したランタンは縦20センチ、幅12センチで、スイッチを入れると明かりがともる。同市新地町のホテルJALシティ長崎で整理券を配り、約110人の中から抽選で当たった60人にランタンを手渡した。
 デザインが採用された看護学部1年の金色風香(かないろふうか)さん(19)は「台湾で幸運をもたらすとされる色を調べて取り入れた。手にした人に幸せを感じてもらえるとうれしい」と話した。

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