アミメキリン「みなと」1歳 森きららで誕生会

誕生日ケーキを食べるみなと=佐世保市、森きらら

 佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)で8日、雄のアミメキリン「みなと」の1歳の誕生会が開かれ、来園者が祝福した。
 みなとは昨年の2月8日に、同園の「ハヤト」と「いと」の間に生まれた。23年ぶりの赤ちゃんキリンの誕生だった。現在は、身長約250センチで、体重は280キロになった。
 誕生会では、大好物のイチゴや葉っぱなどで作られたケーキをプレゼント。食いしん坊なみなとは、初めてのケーキに戸惑いつつも、イチゴを見つけると勢いよくほおばっていた。
 福岡県から家族で訪れた小学5年生、徳田悠人君(11)は「1歳だけど大きくて、迫力があった」と笑顔。担当の林田茜さん(29)は「病気もせず元気に育ってくれて、ほっとしてます」と笑みを浮かべた。

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