たけしが「不倫サレ妻」たちの神経を逆なで!? 「あの子(再婚相手)はいい人だから」とさりげなく…土曜日早朝に情報を流したのはナゼ?

映画『アウトレイジ ビヨンド』より

ビートたけし(本名・北野武 73歳)が2月8日土曜日夜、自身が顔となっている『新・情報7daysニュースキャスター』で再婚したことを認めました。その中で再婚した理由について「兄貴とか姉ちゃんに『ちゃんとしなさい』」と忠告されたことをあげて、「あの子はいい人なんだから。お前みたいなやつと…」と自虐風にさりげなく再婚相手のA子さんをヨイショしたのです。この一言が波紋を呼び起こしているようで…。

「たけし再婚」の一報は、スポニチのスクープでした。昨年5月、貧乏な若手時代から共にしてきた前妻との離婚が成立し、8年間交際を続けていたA子さん(55)と再婚したわけです。スポニチでは「美談」として報道されていますが、事実は不倫を続けた末の離婚、再婚だったわけです。

しかも一報が流れたのが土曜日早朝、通常のワイドショーはお休みで勝手に言いたい放題に扱われることはありません。さらに土曜日夜には自身が出演する『ニュースキャスター』で先手を打つことができます。

もちろん、事務所の意向を無視して名のある全国スポーツ紙が勝手に情報を流すわけがなく、たけしサイドが了承済みであろうことは容易に想像がつきます。スポニチと同じ系列のTBSを使った、たけしの発言にも打算が見え隠れしました。

「俺も黙っていたんだけれど、兄貴とか姉ちゃんに『ちゃんとしなさい』って怒られて。あんたはそういうところがダメなんだ。あの子はいい人なんだから。お前みたいなやつと一緒になってくれる人なんていないんだよと散々怒られまして」と、再婚した理由を第三者の兄弟にまる投げしたうえで、「あの子はいい人」と再婚相手のA子さんのイメージアップを狙う発言をしたのです。

さすがに、A子さんの指示ではないでしょう。しかし、この発言が一部の人々の神経を逆なでしているようです。

それは不倫されたほうの妻「サレ妻」です。

連日の「不倫報道」で言えば、東出昌大に不倫されて唐田えりかから匂わされた女優の杏さんや、喜多村緑郎に不倫されて鈴木杏樹の謝罪文でダメ押しされた、元宝塚女優の貴城けいさんでしょう。世の中の「サレ妻」からもネット上を中心にこんな声が聞こえてきます。

「いい人も何も不倫していた時点で悪い人じゃない?」

「サレ妻がいい人じゃないみたいでさらに傷つく」

「兄弟を出して遠回しに言っているのも気持ち悪い」

当事者であるたけしの前妻の心のうちはわかるはずもありませんが、少なからず世の不倫された妻「サレ妻」たちを刺激する発言であったことは間違いないようです。(文◎編集部)

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