PC需要、前年越えで新生活商戦に突入か、デスクトップは前年割れに

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【BCN速報値】Windows 7の延長サポート終了後も前年を上回って持ちこたえているPC市場。全国の主要家電量販店・ネットショップのPOSデータを集計した「BCNランキング」の速報値によると、1月第5週(1月27~2月2日)のデスクトップとノートを合算したPC販売台数は前年同週比124.1%となった。前週の148.3%から24.2ポイントダウンしたが、サポート終了から2週が過ぎても前年越えをキープしている。

青色の折れ線グラフは、2014年4月8日のWindows XPの延長サポート終了時を示す。直前14年4月1日に消費増税8%の駆け込み需要(187.0%)が発生したこともあって、XPの駆け込み需要は148.9%と低い水準だった。

赤色の折れ線グラフが示す今回は、増税とサポート終了のタイミングが離れていたこともあり、二つの大きな需要が形成された。増税時で237.1%、サポート終了時で209.1%となった。

こうしたことから、サポート終了後も今回の方が前年比の伸び率は高く推移している。前回(14年4月第4週)が105.1%、今回(20年1月第5週)が124.1%だ。

さて、前回のXPのときは終了から3週が過ぎてから前年割れの85.0%になったが、今回の2月第1週(2月3~9日)はどうなるだろうか。

BCN総研の木下智裕部長は、「ノートPCはまだ堅調に推移しているが、デスクトップPCは前年を下回る日も出てきた。2月第1週は前年比110%台と予想する」とコメント。新生活商戦にそのまま突入していける期待も出てきた。(BCN・細田 立圭志)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからPOSデータを通じてスマートフォンやデジタルカメラ、4Kテレビなどの販売台数・金額データを毎日収集・集計しているデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。