光や音楽で演出、「ナイトガーデン」 箱根で開催へ

昨年のイベントの様子(箱根登山鉄道提供)

 光や音楽で幻想的な空間を演出するイベント「スプリングナイトガーデン」が、3月6日から箱根強羅公園(箱根町強羅)で催される。昨年の台風19号の影響で鉄道が止まるなど被害を受けた観光地への誘客を図る。

 強羅エリアの夜の活性化を図ろうと、小田急箱根ホールディングスなどが企画。初開催の昨年はカップルら約1万2千人の来場があったという。

 今回は「新しい生命の誕生」をテーマに、さまざまな生き物が目覚めるというストーリーをプロジェクションマッピングで表現。クリエイティブディレクターの竹内沙也香さんが演出を手掛け、噴水周辺やヒマラヤ杉などがイルミネーションで装飾される。

 同社の担当者は「写真映えするスポットなので夜の箱根も楽しんでほしい。被災した観光地を明るく照らしたい」と話している。

 5月6日まで。午後5時半~8時半。入園料は大人900円、小学生以下無料。問い合わせは、同園、電話0460(82)2825。

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