さらなる大作への出演が望まれる岡田健史

俳優の岡田健史が、映像配信サービス「フジテレビオンデマンド(FOD)」において今春配信予定のドラマ「いとしのニーナ」(全8話)で、主演を務める。

一部スポーツ紙によると、岡田にとって、FOD作品への出演は初めて。同ドラマは、漫画家・いくえみ綾さんの同名コミックが原作。不器用な男子高校生が、恋や友情と向き合いながら成長する物語で、岡田は臆病で情けないダメダメな男子高校生の外山厚志を演じるという。

高校3年生で野球部を引退後、演劇部に所属して俳優の道を志したという岡田。桐谷美玲らの所属事務所からスカウトされて18年に芸能界入り。

同年、いきなり同年10月のTBS系ドラマ「中学聖日記」でオーディションを経て、有村架純演じる主人公の相手役に選ばれ俳優デビューを果たした。

「有村演じる教師との“禁断の恋”を繰り広げるという難しい役どころだったが、見事に演じきり各方面から絶賛された。もちろん、そのイケメンぶりも話題になった」(テレビ局関係者)

昨年12月から放送されている、「JR SKISKI」のCMに抜てきされ、3月には初出演映画「弥生、三月-君を愛した30年-」には主要キャストの1人として出演。まだ20歳とあって、今後、とてつもない飛躍が期待されるところだが、事務所の戦略にもかかっているようだ。

「高杉真宙らが所属する事務所だが、ギャラが高額なこともあってか、昨年はAbemaTVのドラマ『フォローされたら終わり』で主演をつとめていた。しかし、名前を売るためにはやはり地上波のドラマへの出演は欠かせないし、経験を積んで演技力を磨くならば、大先輩たちが顔をそろえているような映画への出演も避けては通れない道。さらなる大作への出演が経験値として必要になってくる」(芸能記者)

限りない“伸びしろ”を伸ばしてほしいものだ。

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