他界したガウッチ元会長時代、「ペルージャとナカタ、日本企業」4つのユニフォーム

かつてペルージャの名物会長と呼ばれたルチアーノ・ガウッチ氏が1日、滞在先のドミニカ共和国で亡くなった。

競走馬の馬主としても有名だったガウッチ氏だが、日本のサッカーファンにとってはスポーツウェアブランド“Galex”を立ち上げ、中田英寿氏をペルージャに引き抜いた人物として知られている。

ここではガウッチ氏の会長時代に日本と関係のあったユニフォームを、過去にさかのぼる形でご紹介したい。

Perugia 2003-04 Galex Home

ペルージャ 2003-04 Galex ホーム

Perugia 2002-03 Galex Home

ペルージャ 2002-03 Galex ホーム

ガウッチ氏、ペルージャ、日本の三者を結んだ最後のユニフォームとなった2003-04モデル。そして、その前シーズンの2002-03モデル。この2シーズンで胸スポンサーだったのは日本企業の「TOYOTA(トヨタ自動車)」だった。なお、クラブは03-04シーズンの成績によりセリエBへ降格している。

Perugia 1999-2000 Galex Home

ペルージャ 1999-2000 Galex ホーム

中田英寿氏の在籍2シーズン目に使用したユニフォーム。中田氏は2000年1月に名門ローマへ移籍したため、このキットはシーズン前半のみの着用となった。胸スポンサー「PERUGINA(ペルジーナ)」はイタリアの菓子ブランド。袖にグリフォンを連続でプリントするデザインが印象的だった。

Perugia 1998-99 Galex Home

ペルージャ 1998-99 Galex ホーム

“ナカタとペルージャ”のキーワードから最も連想されるユニフォームは、間違いなくこの98-99モデルだろう。中田氏にとって初の海外挑戦であり、大きなインパクトを残したシーズンだった。

前身頃に大きく描かれているのは、鷲の上半身とライオンの下半身を持つ伝説の動物グリフォン。ペルージャの街のシンボルであり、自治体のエンブレムにも使われている。

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