インディカー:チルトンが2020年シーズンもカーリンからロード/ストリート戦に参戦

 インディカー・シリーズに参戦するカーリンは、2020年のロード/ストリート戦でマックス・チルトンを起用することを明らかにした。

 カーリンのアメリカレース進出と共にインディライツに参戦し、2016年にチップ・ガナッシからインディカー・デビューを果たしたチルトン。2018年からインディカーにステップアップしたカーリンに移籍し、2シーズンを戦うも上位の成績は残せずにいた。

 昨年チルトンはインディ500で予選落ちとなると、その後のオーバルレース欠場を明らかにし、シーズン後半はロード/ストリートコースのみ参戦していた。

 今シーズンもカーリンからインディカーに参戦することを発表したが、12戦あるロード/ストリート戦に加え、オーバル戦は第104回インディ500のみに参戦することとなった。スポンサーは引き続き保険会社のギャラガーが務める。

 5シーズン目のインディカーを戦うチルトンは、「ギャラガーが2020年NTTインディカー・シリーズにカーリンのパートナーとして3シーズン目、そして僕らは一緒に5シーズン目に挑むことを発表できうれしく思うよ」

「僕やギャラガー、そしてカーリンとのパートナーシップは、通常のモータースぽーーつにおけるドライバー、スポンサー、チームの関係よりも家族のように感じる強い関係だ」
「インディカーでの成功に取り組む僕とカーリンへの継続的な支援に感謝しきれないよ。今シーズンは安定した結果が得られることを楽しみにしている」とコメント。

マックス・チルトン(カーリン)

 チームのオーナーを務めるトレバー・カーリンは、「ギャラガーとインディカー・シリーズで3シーズン目を迎えられることができて光栄だ。彼らはマックスだけでなく、ゼロからこのプログラムに挑む我々のチームにとっても忠実なパートナーだ」

「昨シーズン、いくつか浮き沈みがあったが、2020年は我々にとって素晴らしいシーズンになると確信しているよ」とコメントしている。

 チルトンが参戦しないオーバル戦の代わりのドライバーや、昨シーズン、パトリシオ・オワードやコナー・デイリーなどが務めていたチームメイトに関しては、現時点でまだアナウンスされていない。

© 株式会社三栄