同族企業の存続支援 富山銀が全国初の新サービス

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■ルール作りや後継者育成

 富山銀行は10日、同族企業の長期的な発展をサポートする「とやま永続企業支援サービス」を始めた。親族間のトラブルを回避するルール作りや後継者の育成を支援するサービスで、経営の安定性を高めて地域に貢献する。

 親族間の決まりを明文化した「家族憲章」の策定を促しているコンサルティング会社、フィーモ(東京)と合同で提供する。同行によると、全国初のサービスという。

 聞き取りなどを通じて創業家の合意を形成し、憲章の策定を後押しする。サービスの利用状況に応じて、財務基盤の強化につながる資本性ローンが受けられるようにする。

 創業家と経営陣の対立や、利害を巡る親族間の不和が原因で、事業に影響が出る例は全国で後を絶たない。課題を把握し、トラブルを未然に防ぐことで安定した事業展開を支える。