ペンギン飼育60年で切手シート 日本郵便、限定1000部

田上市長(右)にオリジナルフレーム切手を手渡す松田局長=長崎市役所

 長崎市でペンギンの飼育が始まって昨年で60年を迎えたのを記念して、日本郵便九州支社(熊本市)は10日、長崎ペンギン水族館と協力して制作したオリジナルフレーム切手シートの販売を始めた。
 切手シートは84円切手10枚セットで1400円。販売は限定1000部。長崎、諫早、島原、南島原、雲仙、西海各市、西彼長与、時津両町の144局で販売しており、15日からはインターネットでも取り扱う。11日に長崎市内で開かれる「ペンギン会議全国大会」の会場でも販売する。
 切手で使用した写真は、「ヒゲペンギン初入館」(1959年8月5日)、「キングペンギン国内初繁殖」(65年9月2日)など旧長崎水族館時代から5枚、「雪の日のペンギンたち」(2016年1月24日)などペンギン水族館にリニューアル後から5枚を採用している。
 10日は長崎三原郵便局の松田宏局長らが市役所を訪れ、田上富久市長にシートを贈呈。松田局長は「長崎とペンギンの歴史を知ってもらう機会にしたい」と話した。

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