Rソックス レネキーが内部昇格で暫定監督に就任

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日本時間2月12日、レッドソックスはベンチコーチのロン・レネキーが暫定監督に昇格することを発表した。2018年シーズンのサイン盗み疑惑に関するメジャーリーグ機構の調査が完了したあと、正式に監督に就任する見込みとなっている。レッドソックスは2017年シーズンのアストロズの不正なサイン盗みにベンチコーチとして関与していたことが明らかになったため、アレックス・コーラ監督を解任して後任の選定を進めていた。

レネキーの監督就任について、レッドソックスのチーフ・ベースボール・オフィサーであるチェイム・ブルームは次のように語っている。「暫定という肩書きについて説明しておきたい。球団内で話し合いを行い、2018年の我々に対する調査を尊重するベストの方法は、ロンを暫定監督に任命することであると判断した。でも、我々はロンがこのグループを率いる能力を高く評価しているし、この役割に最適の人材だと思っている。ロンは今回の調査の結果、(監督就任の妨げとなるような)処分を受ける理由はない。もちろん、まだ調査は完了していないけどね」。ブルームの発言から判断する限り、調査完了後にレネキーの肩書きから「暫定」の二文字が外れることは間違いないだろう。

現在63歳のレネキーは、2011年から2015年までブリュワーズで監督を務め、1990年代にはドジャース傘下の複数のマイナー球団で5年間にわたって監督を務めた経験もある。過去2年間はレッドソックスのベンチコーチを務めており、選手からの信頼も厚い。レネキーは「最も大切なのは選手たちを最大限に活用することだと思う。それは自分がコーチであっても監督であっても変わらないよ。(コーチよりも監督のほうが)少し発言力が大きくなるくらいじゃないかな」とコメント。正中堅手のジャッキー・ブラッドリーJr.は「素晴らしいよ。彼はとても頭の切れる男だ。野球をとても愛している。素晴らしい人物だよ」とレネキーの監督就任を歓迎している。

2002年にマイク・ソーシア監督のもとでワールドシリーズ制覇を成し遂げたエンゼルスで三塁ベースコーチを務めていたレネキーは、2018年にレッドソックスで自身2つ目のチャンピオン・リングを獲得。2017年にはリーグ優勝しながらもワールドシリーズでアストロズに敗れたドジャースで三塁ベースコーチを務めていた。指導者としての経験は豊富なだけに、サイン盗み疑惑やムーキー・ベッツとデービッド・プライスのトレード放出などに揺れるレッドソックスをどのように率いていくか注目したい。