安藤ハザマ/3カ年経営計画/23年3月期に連結経常利益300億円目標

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安藤ハザマは12日、2020年度から3カ年の中期経営計画と、30年に向けた長期ビジョン「安藤ハザマVISION2030」を発表した。中期経営計画では海外の成長市場に注力するとともに、国内外でのエネルギー関連事業やライフサイクルサポート事業などを重点的に推し進める。23年3月期の業績目標は連結ベースで経常利益300億円(20年3月期見通し232億円)などを掲げた。

先行きが不透明な世界経済や建設業を取り巻く環境の変化などを背景に、21年3月期までの現中期経営計画を1年前倒しで終了し新計画をスタートする。

長期ビジョンでは本業の建設事業と新規事業の2本柱による収益体制の確立を目指す。成長に向け10年間で1000億円を投資する。建設業と並ぶ新たな収益源にはエネルギー事業、維持管理事業、不動産事業、インフラ運営事業などを列挙した。31年3月期業績は連結ベースで経常利益400億円を目標に設定。建設事業以外のシェアを25%とした。

中期経営計画で掲げる重点施策のうちエネルギー関連事業は、技術開発と付加価値の提案によって建設事業の収益力を強化する。パートナーとの協働でエネルギー事業を拡充する。海外では再生可能エネルギー発電関連の工事受注や独立系発電事業に取り組む。

ライフ・サイクル・サポート体制の整備に向けてはLCS事業本部を新設し、ライフ・サイクル・コストの最適化や施設の長寿命化に対応したソリューション型営業を展開する。