佐久間由衣主演で津村記久子の小説初の映画化 共演に「あな番」の奈緒

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映画『君は永遠にそいつらより若い』で共演する奈緒、佐久間由衣

 「ポトスライムの舟」で第140回芥川賞を受賞した津村記久子のデビュー作「君は永遠にそいつらより若い」が、佐久間由衣主演で映画化されることが決定した。佐久間演じる卒業間近の大学生が、ふとした折に暴力、児童虐待、ネグレクトなどの社会の闇に直面していく物語で、津村作品が映画化されるのはこれが初。共演にドラマ「あなたの番です」などの奈緒、監督は、本作が長編3作目となる新鋭・吉野竜平。今春撮影、2021年公開予定。

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 2005年に第21回太宰治賞を受賞した津村のデビュー作(単行本化にあたり、「マンイーター」から改題)に基づく本作。身長170cmを超える22歳の処女で変わり者とされている主人公の堀貝佐世役に、朝ドラ「ひよっこ」(2017)や初主演映画『“隠れビッチ”やってました。』(2019)などで注目を浴びる佐久間由衣。佐世と同じ大学に通い、痛ましい過去を持つ猪乃木楠子に、昨年4月クール放送の「あなたの番です」の怪演で話題を呼び、映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の公開を控える奈緒がふんする。

原作書影

 映画では、児童福祉職への就職が決まり、大学卒業を間近に控え手持ちぶさたな日々を送る佐世の日常をユーモラスに描く一方、佐世が社会の闇と対峙するストーリーが展開する。

 監督・脚本を、カルト宗教にのめりこむ親子を描いた初監督作『あかぼし』(2012)や柳家喬太郎石井杏奈主演の『スプリング、ハズ、カム』(2015)などを手掛けた吉野竜平が務める。(編集部・石井百合子)

映画『君は永遠にそいつらより若い』は2021年公開予定