NCC杯県少年柔道 小学 福江武道館10年ぶりV 中学 佐世保協会少年部A制す

【小学の部決勝、大浜少年-福江武道館】福江武道館の大将田端(下)が積極的に技を仕掛ける=県立総合体育館

 柔道の第30回NCC長崎文化放送杯県少年大会は9日、長崎市の県立総合体育館で行われ、小学の部は福江武道館が10年ぶりに優勝を飾り、全国大会(5月5日・東京)の出場権を獲得した。中学の部は佐世保協会少年部Aが制した。
 小中学ともに1チーム5人の団体戦。小学は5年生まで、中学は1、2年生でチームを編成し、それぞれ22チームがトーナメントで競った。
 小学の部の決勝は福江武道館が大浜少年に3-2で競り勝った。先鋒川村、次鋒丸尾で2連勝すると、中堅、副将戦を落とした後、大将田端が一本勝ちで勝負を決めた。
 中学の部の決勝は佐世保協会少年部Aが玖島を3-2で退けた。中堅戦を終えて1-2と劣勢になったが、副将塩、大将池田がともに一本を奪って逆転勝ちした。
 大会の模様は24日午後3時55分からNCCで放送される。

【中学の部決勝、玖島-佐世保協会少年部A】佐世保協会少年部Aの副将塩(左)が大内刈りで一本を奪う=県立総合体育館

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