四国で12日に“春一番” 今シーズン全国で最も早く

高松地方気象台はきょう13日(木)、四国できのう12日(水)に春一番が吹いたと発表した。前回の春一番は、平成31(令和元)年2月19日だった。
 
 12日午後から13日明け方にかけて、低気圧が日本海を東北東へ進んだ影響で、四国では低気圧に向かう南よりの風が吹き、太平洋側を中心に10メートルを超える風が吹いた所があった。また、暖かい空気が流れ込み、気温が上昇した。
 
 最高気温・最大瞬間風速は以下のとおり(12日~13日午前6時まで)
 室戸岬    16.9℃ 西南西25.0メートル(13日午前2時37分)
 瀬戸(愛媛) 15.7℃ 南19.2メートル(12日午後10時8分)
 徳島     17.0℃ 南南東16.8メートル(13日午前0時50分)

四国における春一番は、以下を基本として総合的に判断を行い発表している。

 ・期間は、立春から春分までの間。
 ・低気圧が日本海付近にあって発達し、南よりのやや強い風が吹く。
  (最大風速:概ね10メートル以上)
 ・最高気温が前日より高くなる。

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