ワンポイント禁止、ロースター26人制など今季導入の新ルール発表

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日本時間2月13日、メジャーリーグ機構は今季導入される新ルールを正式に発表した。発表された新ルールは「ワンポイント禁止(最低3人の打者と対戦)」「ロースターの制限」「故障者リストと再昇格までの期間」「チャレンジまでの時間」の4つのカテゴリーに分類されている。

試合に最も大きな影響を与えるのは「ワンポイント禁止」だろう。先発・リリーフに関わらず、すべての投手は打者3人と対戦するかイニングを終了するまでマウンドを降りることはできない。ただし、故障や病気により打者3人と対戦できなくなった場合は例外となる。これに伴い、左打ちの強打者を抑えることを専門としてきた「ワンポイント投手」は姿を消すことが予想される。また、オープナーが打者1人または2人を抑えてマウンドを降りることもできなくなる。

「ロースターの制限」は5つの項目に分かれている。【1】通常のアクティブ・ロースターの枠は25人から26人に拡大される。ただし、投手は最大13人までしか登録できない。【2】従来、9月に入るとアクティブ・ロースターの枠が40人に拡大されていたが、9月のロースター枠は28人に変更される(投手は最大14人)。頻繁な選手交代を排除することで試合時間短縮の効果が期待されている。【3】投手・野手のほかに「二刀流選手」の区分が登場し、「二刀流選手」は投手としても野手としても自由に試合に出場できる。ただし、「二刀流選手」に区分されるためには、そのシーズンまたは前年に投手として20イニング以上に投げ、野手として20試合以上にスタメン出場して3打席以上に立つ必要がある。また、「二刀流選手」は投手の人数にカウントされない。【4】野手が登板できるケースは、延長戦もしくは6点以上の点差がついた場合に限られる。【5】ダブルヘッダーでは「27人目の選手」をロースターに登録できる(投手を14人にすることも可能)。

「故障者リストと再昇格までの期間」については、投手(と二刀流選手)のみ10日間から15日間に戻される。野手は10日間のままとなる。

「チャレンジまでの時間」については、システム性能の向上もあり、監督がチャレンジするかどうかを決定するまでの時間が30秒から20秒に短縮される。