泉澤祐希「銭湯での会話が役に生かせた」、諏訪が舞台の主演ドラマで一部ドキュメント撮影

NHK BSプレミアムで3月4日放送の「信州発地域ドラマ ピンぼけの家族」(午後10:00)の試写会に主演の泉澤祐希、共演の南沙良、丸山智己、脚本家の髙田亮氏が出席した。

同作は長野県諏訪を舞台に、亡き祖母の写真を探し始めた祐介(泉澤)が、町の人々から話を聞く中で祖母の知られざる一面やカメラで栄えた町の歴史を知っていく、映画「そこのみにて光輝く」「きみはいい子」で知られる脚本家・髙田亮氏によるオリジナルストーリー。

泉澤は「地元の方々も交えて楽しい撮影になった」と地方ロケを振り返り、「地元の方に銭湯を教えてもらって行ったら、すごく気持ちが良かった。立って入るお風呂もあり、新鮮でした」と笑顔。劇中では地元の人たちと会話するドキュメント部分もあるが、「銭湯では劇中のドキュメント場面みたいに実際に地元の方々が話しかけてくれたりして、その経験がドラマでも生かせました」と一石二鳥を実感している。

南は「長野では時間の流れがゆったりしているようで心地が良かった。諏訪湖は雄大で美しくて感動しました」と名所を堪能。脚本家の髙田氏は、今回の作風に「個人的には普段とは違ったものが書けたのではないかという気持ちがある」と手応えを得ていた。

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