槇原敬之、覚醒剤所持でまた逮捕! 過去には薬物のおかげでCDが売れまくった珍事も

画像はCD『君は僕の宝物』より

警視庁は13日、覚醒剤を所持したとして、シンガー・ソングライターの槇原敬之容疑者(50)を覚醒剤取締法違反容疑で逮捕した。

槇原容疑者は1999年8月にも、覚醒剤を所持していたとして警視庁に現行犯逮捕されている。またこの際、警視庁は槇原容疑者方のマンション自室を捜索し、覚醒剤と一緒にペンケースに入っていた錠剤計22錠を押収。警視庁の鑑定で、錠剤はMDMAであることが分かった。

槇原容疑者は大阪府高槻市出身。1990年、大学受験で浪人中に友人とコンビで作った曲でオーディションに合格し、シングル『NG』、アルバム『君が笑うとき君の胸が痛まないように』でデビューした。青山学院大学に在学中だった1991年、『どんなときも。』などが大ヒットし、日本レコード大賞新人賞を受けた。

ちなみに1999年の逮捕に際しては、槇原容疑者のCDが売れまくるという珍事もあった。

オリコンは同年9月13日、逮捕が発覚した日をはさむ8月30日-9月日のCDの売り上げ枚数を発表。

それによると、槇原容疑者のCDは同年7月に発売された新作『Cicada』が前週の35位から11位に急上昇。また、2月発売の『SMILING GOLD-THE BEST&BACKING TRACKS』など6つのアルバムが100位以内に入った。6作はいずれも過去の作品で、逮捕前は100位以内に入っていなかった。

当時、発売元のレーベルは槇原容疑者のCDについて、「覚醒剤の所持は反社会的でファンを裏切る行為」として生産を中止し、店頭在庫品の返品を希望する小売店には、これを受け付けるとホームページで発表した。

これを受け、ファンが店頭で見つけたCDを駆け込み的に購入したもようだ。(文◎編集部)

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