リーグ開幕戦に向け集客作戦展開 サンフレ

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情報番組に出演し、開幕戦をPRする森島=左から3人目

 J1サンフレッチェ広島が、23日にエディオンスタジアム広島(広島市安佐南区)である鹿島とのリーグ開幕戦に向け集客作戦を展開している。目標は、ホーム開幕戦としては7年ぶりとなる2万人超え。選手のテレビ出演やCM放映などあの手この手で改革を進める。

 12日の中国放送の情報番組には、森島司選手(22)が生出演。ゴルフボールでのリフティングを披露し、「開幕戦の応援に来て下さい」とPRした。この日は全3局で計4選手が出演。17日も5局に5選手が生出演する。開幕戦の周知を図りたいクラブが、各局にノーギャラでの出演をお願いし、実現した。

 8日からは、広島県内の民放4局でクラブとして15年ぶりのCMを流している。開幕戦を告知する15秒CMで、22日までに計312回流す予定だ。CM代の600万円は1月に就任した仙田信吾社長が県内企業6社から集めた。

 開幕戦の動員作戦は、クラブの危機感の表れだ。昨季の入場者数23万6063人(1試合平均1万3886人)はJ118クラブ中17位。初優勝した2012年の30万1249人と比べると1試合平均で約4千人落ち込んでいる。今季は昨季比27%増の30万人と強気の目標を設定。スタジアムへのアクセス向上にも取り組む予定で、仙田社長は「クラブの魅力を高める取り組みや情報発信をどんどん仕掛けていく」と話す。

 主将の佐々木翔選手(30)は「観客増につながるなら何でもやる」と協力を惜しまない。24年予定の新スタジアム開業に向け、サッカー熱を高められるか。フロントと選手が一体となったシーズンが幕を開ける。(貞末恭之)