【ロアッソ ニューフェース】 MF竹本雄飛(背番号14) 柔らかなタッチ、パス光る

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山形との練習試合でドリブルするMF竹本雄飛=霧島市国分多目的広場

 立命大を今春卒業する竹本雄飛は、柔らかなボールタッチで「相手が嫌がる所に出すスルーパス」が武器の守備的MF。練習試合では安定したプレーを披露し、開幕スタメンに向けてアピールを続けている。

 FWから1列下がったトップ下でも起用され、5日のJ2山形との練習試合ではドリブルで持ち込んでミドルシュートを決めた。「パスを出して終わり、ではなく、ゴールにも積極的に絡みたい。試合に出るのは大前提で目標は10ゴール10アシスト」と意気込む。

 一方の守備面では「ボールに強く向かって行けていない」と自省。「チームの戦術をしっかり表現し、味方を動かす指示もしないといけない」と課題を挙げる。

 広島県廿日市市出身で、中学生からJ1広島の下部組織に所属した。トップチームへの昇格はかなわなかったが、立命大では1年から主力に定着。生来のパスセンスに加えて「相手からボールを奪う力強さや試合を先読みする力」を身に付け、Jリーガーへの道を切り開いた。

 あこがれの選手は広島のベテランMF青山敏弘で、「統率力や存在感がすごい」。熊本加入後は、広島ユースの先輩で同じポジションのMF岡本知剛の背中を追いかける。

 新入団選手会見では周囲が硬いあいさつをする中、「ダンスが得意なので、今すぐにでも(勝利のダンスの)カモンロッソを踊りたい」としっかりアピールした22歳。持ち前の明るさも発揮し、チームを盛り上げる。(河北英之)

 ◇たけもと・ゆうひ 1997年生まれ。身長176センチ、体重70キロ。趣味は映画観賞で、洋画「ワイルドスピード」がお気に入り。俳優の桐谷健太に似ていると周囲から言われ、「特に(ドラマの)ROOKIESの時のキャラに近いかも」。