【熊本県感染症情報】新型肺炎で意識高まり、沈静化 インフル注意報解除 熊本県内

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 熊本県健康危機管理課は13日、9週連続で続いていたインフルエンザの注意報を解除した。1定点医療機関当たりの患者数が6・35人と注意報の基準(同10人)を下回った。今シーズンは、大流行に該当する警報(同30人)には達していない。

 同課によると、この10年で警報レベルに届かなかったのは2012年シーズンの1度だけ。注意報解除後に再び注意報に至った例はないという。

 同課は「新型肺炎の拡大で、県民の感染症予防に対する意識が高まった。暖冬傾向にあることもインフルエンザ患者が例年より少ない可能性として考えられる」としている。

 3~9日の県感染症情報では、県内80定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は508人。前週から389人減った。ただ、県内11保健所別では、天草(1定点当たり17・43人)、菊池(同11・38人)が警報の解除基準(同10人)を上回っている。

 ほかに多い感染症(50定点)は、感染性胃腸炎264人(前週比62人減)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎129人(8人増)。

 全数報告の感染症では、梅毒の患者6人などが報告された。(川崎浩平)