「カステラ」でアスリート支援 福砂屋を訪れ感謝 東福岡高ラグビー部

東福岡高ラグビーフットボール部からジャージーとボールを贈られた殿村副社長(右から4人目)=福岡市中央区、福砂屋赤坂店

 カステラ本家福砂屋(長崎市)が補食としてカステラを提供している東福岡高(福岡市)ラグビーフットボール部が13日、福岡市中央区にある福砂屋赤坂店を訪れ、支援に感謝した。
 タンパク質などが豊富で手軽に食べられるカステラは、スポーツの補食として人気があるという。福砂屋は2024年の創業400周年に向けた福岡地区での取り組みとして、アスリート向けに販路を広げたい考え。効果を検証しようと強豪で知られる同部に1年前から提供を始めた。専門家による栄養指導も定期的に実施している。
 同部の藤田雄一郎監督は、「疲労回復に効果があると感じる。選手には厳しい練習を頑張った後の楽しみにもなっている」と話した。福砂屋の殿村禎三副社長は「添加物を使用せず、材料にもこだわったカステラで自信をもってサポートしていきたい」と述べた。

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