亀山電機 アジア3社と提携 技術サービス提供や人材交換 海外進出企業を支援

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ラピッド・エフェクト社で基本合意書を交わした北口社長(左端)=シンガポール(亀山電機提供)

 ソフトウエア開発の亀山電機(長崎市、北口功幸社長)は、アジアの同業3社とサービス提供や人材交換の面で提携した。ドイツ電機最大手シーメンスの「ソリューションパートナー」に認定されている縁で合意。海外に進出する日本企業を支援する。
 提携先はイノベーティブ・コントロールズ社(フィリピン)、ラピッド・エフェクト社(シンガポール)、シメンタリ社(インドネシア)。昨年9~12月、それぞれと基本合意書を締結した。
 シーメンスの発電プラント稼働制御システムは世界中で使われており、亀山電機は同システムなどのプログラムの設計や開発を担っている。今回の提携により、海外でも国内と変わらず高品質で安定した技術サービスを提供できるようになるという。
 双方向での人材交換も実施。教育にとどまらず実務面でも連携する。
 協力する国内のプラントエンジニアリング(工学)専業大手各社は海外受注比率を高めつつある。亀山電機は「多くの国内企業が海外案件を安心して任せられる取引先を切望している。弊社も後れを取らず、長崎から攻めていく」としている。
 同社は年商8億3千万円。1月時点の従業員数は88人。シーメンスのパートナーは日本国内に18社、県内は同社が唯一。