槇原敬之容疑者の“ハイテンション動画”を放送 「とくダネ!さんよ〜、これはいくら何でも印象操作でしょう?」と疑問の声

画像はSNSより

13日、シンガー・ソングライターの槇原敬之容疑者が覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されました。この衝撃ニュースを多くの報道番組が取り上げる中、フジテレビ『とくダネ!』の放送内容について視聴者から疑問の声が寄せられています。

同番組では14日、槇原容疑者が逮捕されたことを受け、これまでの功績や過去の逮捕歴などを紹介。MCを務める小倉智昭氏は『本当に残念ですね。復帰をしてあれだけいい曲を書いてファンを喜ばせて、ようやく完全に立ち直ったなって思ってから何年もたったわけでしょ。あの苦しみ知っているはずなのになぜなんだろうって思いますけどね』とコメントし、繰り返された薬物での逮捕に悔しさを滲ませていました。

そんな中で視聴者が疑問視しているのは、番組が槇原容疑者のSNS動画を紹介した場面。テロップには『SNSにハイテンション動画』と表示され、槇原容疑者がテンション高めではしゃぐ様子ばかりが長々と放送されました。

番組はその様子を薬物の影響とは明言していないものの、そう連想させるような放送内容に視聴者からは「印象操作」といった声が寄せられています。

ネット上では他にも「槇原容疑者を擁護する気は毛頭ないんだけど、この動画の編集は悪意を感じてしまう…」といった声をはじめ、

「とくダネ!さんよ〜、これはいくら何でも印象操作でしょう。レコーディング風景やSNSでファンに向けて映像公開してるんだからテンション高めにしてるわけで、いちいち覚醒剤と絡めるな」

「“ハイテンション動画”ねぇ。音楽家とか芸術家なら誰しもありえることやのに、ハイテンション=シャブの副作用っていう連想させるよね。明言はしてないけど。こーゆーのんって、“偏向報道”って言うんじゃないですかね?」

「とくダネはマッキーの楽しそうなインスタ動画を“ハイテンション動画”とまるで薬の影響の様に報道するのね」

「ちょっと悪意ありすぎない? インスタの動画、その場のテンションだっただろうに奇声奇行っぽく取り扱ってない?」

「この程度のはしゃぎ様を他の何かが理由の様に意味づけされるのであれば、もうアーティストやタレントさん達は、制作途中の異様とも言えるすごい姿や、はちゃめちゃな楽しい動画を、誰もあげてくれなくなりますよ」

といった声が寄せられていました。

薬物は許されることではないとはいえ、こうした「悪意」がある編集はされるべきではないと多くの視聴者が感じているようです。(文◎絹田たぬき)

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