ツインズ移籍の前田 新天地では先発固定が有力

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ムーキー・ベッツを含むトレードに巻き込まれ、最初の合意報道から5日を経て、ようやくツインズ移籍が決定した前田健太。スプリング・トレーニングを開始しているチームに合流した前田は、「寒いということだけは聞いています」とミネソタの印象を語り、「確約はないけど、先発投手として評価していると言ってもらえたので、それを聞いてとても嬉しかった」と先発投手としての起用が有力視されていることへの喜びを口にした。

今季がメジャー5年目となる前田は、メジャー2年目までの61試合のうち57試合に先発したものの、直近の2シーズンは途中でブルペンに配置転換されたため、76試合のうち先発は46試合にとどまっている。しかし、新天地のツインズでは起用法について心配する必要はないと見られる。前田を獲得したフロントオフィスはもちろん、ロッコ・バルデリ監督も、前田を今季のみならず今後数年にわたって先発ローテーションの一角として計算していることを示唆。特に、今季は開幕からマイケル・ピネイダを出場停止、リッチ・ヒルを故障離脱で欠くことが確定しているため、前田にかかる期待は非常に大きい。

チーフ・ベースボール・オフィサーのデレク・フォルビーは「先発ローテーションに入るために、彼にはここへ来てもらった」と語り、前田の先発起用を明言。「もちろん、今後の起用法がどうなっていくかは、彼のパフォーマンス次第だけど、彼は先発をやりたがっているし、我々も彼のことは先発投手だと考えている」とあくまでも前田のことを先発投手として考えていることを強調した。

なお、前田がメジャー移籍時にドジャースと結んだ契約は、出来高が大きなウエイトを占めるものとなっており、この契約はツインズ移籍後もそのまま引き継がれる。よって、今後4年間も前田の基本給は300万ドルで、開幕ロースター入りすれば15万ドルを獲得。先発試合数に応じて最大650万ドル(15先発と20先発で各100万ドル、25先発・30先発・32先発で各150万ドル)、投球イニング数に応じて最大350万ドル(90回・100回・110回・120回・130回・140回・150回・160回・170回・180回・190回で各25万ドル、200回で75万ドル)を手にすることができる。