スカイマティクス、ドローン計測サービス「くみき」二時期の画像比較や自動差分抽出機能等のバージョンアップ実施

株式会社スカイマティクスは、ドローン計測サービス「くみき」に二時期の画像比較や自動差分抽出機能など、建設現場・採石現場・災害現場での土量管理・棚卸管理に役立つ新機能を搭載し、2月13日より提供を開始する。

くみきは、ドローンで撮影した連続画像をクラウド上にアップロードするだけで自動的に地形データ(オルソ画像・DSM画像・点群データ)を生成することができ、クラウド上でいつでも簡単に利用できることから、簡易測量や調査・点検など様々な分野で活用されている。

今回搭載された新機能により、従来ユーザーが複数の比較対象画像で個別に体積量などを計測し差分をマニュアルで算出していたものが自動で算出されるようになる。また、広大な現場で複数のモニタリングエリアを計測・記録できるようになることで、ユーザーの業務効率がより向上することが期待される。

同社はドローンの業務利用を身近なものにしドローン活用現場における業務の改善・負担軽減を実現すべく、画像解析・AI技術を用いてさらにシステムを強化し、ユーザーがより快適に使用できるクラウドサービスの開発・提供を目指すとしている。

■大型バージョンアップ機能の詳細

二時期画像比較と自動差分抽出機能

最新のオルソ画像上で、計測したい対象エリアを選択することで、体積・面積・表面積・高さ・外周を自動計測。過去に撮影された比較対象画像を選択するだけで、自動的に同じエリアの差分を計測、表示する。


複数・複雑な形状エリアの計測・保存機能

計測したいエリアが複数の場所や複雑な形状であっても、体積・面積・表面積・高さ・外周を自動計測し、記録・保存できる。

© 株式会社プロニュース