ヴォルターズ、Cギャビン・ウェア 得点決め雄たけび

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シュートを決めた後の雄たけびはチームで一番目立つ(小野宏明)

 「自分の役割はインサイドで存在感を出すこと。責任感を持ってプレーできている」。身長208センチの大男は大きな瞳ではっきり言い切る。センターとして攻守にわたってゴール下で体を張り、今季1試合平均で18・5得点(チーム2位)、12・3リバウンド(同1位)をマーク。熊本にとって欠かせない存在だ。

 米国出身でミシシッピ州立大を卒業後、ベルギーとフランスのリーグでプレー。「自分の名前を売るチャンス」と今季から活躍の場を日本に移した。シーズン序盤はファウルがかさむことが多く、思うようなプレーができず悩んだ。最近は日本の基準にも慣れ、「1対1の守りでどこで手を出すか出さないか、駆け引きができるようになった」と対応力を見せる。

 26歳。5人きょうだいの2番目。6歳くらいから競技を始め、高校時代は両立してアメリカンフットボールでもプレーしていた。試合には家族が応援に駆け付け、「自分の家族が体育館で一番にぎやかで目立っていた。父親は大声を出したり踊ったり。それが自分にも影響したのかな」。勝負どころで得点を決めると、雄たけびを上げてガッツポーズ。音楽に合わせて愉快に体を揺らす姿もチームメートやファンを和ませる。

 「仲間にとって、自分がベストのチームメートになれるよう、コミュニケーションを取りながら情熱を持ってプレーする」。一番好きな日本語は「ありがとうございます」という。(元村彩)