佐川急便とJR北海道、北海道新幹線による貨客混載輸送を検討

宅配便荷物を在来線旅客列車で運ぶ貨客混載輸送に取り組む佐川急便とJR北海道は、北海道新幹線を使った輸送を検討する。

在来線での貨客混載輸送は、昨年4月、宗谷線 稚内~幌延で幌延町むけの宅配便荷物を旅客列車で運ぶ貨客混載輸送事業を開始。現在、一日あたり約50~60個の宅配便を輸送している。

両社は今後、北海道新幹線を使った貨客混載輸送にむけて検討。北海道と本州の間の輸送ネットワークの効率化による配送品質の向上を図る佐川急便は、これまでより短いリードタイムでの輸送を可能にする新しいサービス展開の実現にむけ、JR北海道の北海道新幹線を有効活用していく構え。

具体的には、北海道新幹線 新函館北斗~新青森で、客室内へ宅配便荷物を収納した専用ボックスを積載して輸送することを検討していく。

絵:JR北海道 佐川急便
画:鉄道チャンネル

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