「鈍色の箱の中で」萩原利久、神尾楓珠との“ふじゅりく”コンビを語る! 真冬の撮影現場で起きた2人の友情エピソード

「鈍色の箱の中で」萩原利久、神尾楓珠との“ふじゅりく”コンビを語る! 真冬の撮影現場で起きた2人の友情エピソード

2月8日に待望のスタートを切り、話題沸騰中のドラマ「鈍色の箱の中で」(テレビ朝日ほか)。同じマンションに住む幼なじみの高校生たちが繰り広げる、切なく危険な偏愛ラブストーリーが、本日2月15日に第2話を迎えます。

桜井美羽(久保田紗友)の求めに応じる形で、毎日のようにキスを重ねている辻内基秋(萩原利久)は、美羽が本気で自分を好きなことにさえ気付いていません。そのいびつな状況をみかねた庄司悟(望月歩)に促された基秋は、けじめをつけるため美羽に交際を申し込み、2人は正式に付き合い始めることに。デートを重ね、幸せな時間を過ごす2人でしたが、“鈍色の箱の呪い”が解けたわけではなく…。

そんな続きが気になる第2話放送直前! インターネットTVガイドでは、基秋を演じる萩原さんにインタビューを敢行! ご自身と基秋の共通点や、 SNSでも話題の真田利律役・神尾楓珠さんとの“ふじゅりく”コンビについて、2月28日に21歳を迎えるにあたっての抱負などを伺いました!

──まずは今作への出演にあたり、強く意識したことを教えてください。

「美羽に対する好意など、感情は一つ一つ丁寧に演じました。基秋はよくも悪くも純粋な子なので、そこがしっかりしていないとブレてしまうと思ったので。自発的に何かをやるというよりは周りが動くことで新しいものが芽生えて、揺れていくキャラクターとして、受けの演技にも重きを置いていました。人の話をよく聞き、自分が実際に受けて感じたものを表現として出しています」

──今回演じる基秋の“魅力”は何でしょうか?

「基秋は、幼なじみ5人の中でも圧倒的に無垢ですよね。物事を真っすぐに受け取りますし、閉鎖された“箱”の中で、ここから何色にでも染まっていく子だなというのは感じました」

──ご自身と比較して、基秋はどのように映っていますか?

「共通点がないと思っていたので、役づくりの段階から難しさを感じていました。でも、最近になって周りからは『鈍いところ、基秋に似てるよ』と言われています…(笑)。自分では意識もしていなかったですし、核心的な部分で類似点があったというのは発見でしたね」

──今作は高校生と1人の大人の偏愛模様を描いた作品ですが、萩原さんの高校生活を振り返っていただけますか?

「高校時代は、今よりは尖っていたんじゃないですかね(笑)。たかが知れていますけど、当時は進路とかも悩んでいたこともありました。もし戻れるなら、全然違う自分として戻って、部活に真剣に励んでみたいですね。仕事をしていた分、高校生活をどうしても削っていたので」

──SNSでは神尾さんとのコンビ“ふじゅりく”が大盛り上がりになっています。ファンの方々からの反響がすごいですね!

「シンプルにうれしいです。楓珠とは『3年A組~』(日本テレビ系)以来、約1年ぶりの共演ですが、当時は作中で直接的な会話のやりとりがほとんどなかったんです。プライベートでは会っていましたけど、ようやく現場でちゃんとセリフを交わせることが楽しみでした。そこにワクワクしながら入った現場でもありました」

──セリフの応酬のみならず、あんなことまで…(笑)。

「そこは想定していなかったですよね(笑)。いずれ共演はできるんじゃないかと思っていましたけど、まさかキスまでとは…」

──話題沸騰のシーンになるかと思いますが、手応えはいかがですか?

「撮影もかなり後半だったので、その頃にはお互いに慣れてきていました。緊張は全くなく、むしろあまりの寒さに2人で豚汁を食べるぐらいの余裕がありました。『2人で食べちゃえ!』って(笑)。実際、すごくリラックスしてできました」

──そんな神尾さんの存在も大きかったのか、和気あいあいとしていて、リラックスした雰囲気の現場だったと伺っています。

「知っている人も多かったですしね。紗友ちゃん以外は全員知り合いでしたし、岡本(夏美)さんとは楓珠と3人でご飯に行ったこともあるんです。幼なじみという設定と僕たちの元々の関係がマッチしている感じがして、いい方に転んでくれたなと思っています」

──ドラマが放送中の2月28日には21歳のお誕生日を迎えられますね。どんな1年にしていきたいですか?

「去年は、環境も変わって新しいものをたくさん吸収できた1年でした。21歳はいい意味でリスタートというか、これまでに得たものを自分の中に落とし込んで、生かせるような年にしたいです」

──では、最後に「基秋のここを見て!」というポイントがあればお願いします。

「初めは、基秋が一番感情移入のしづらいキャラクターかもしれません。何を考えているかも分かりませんし…。ただ、周りに動かされて、いろいろと考え始めたことで、受動だったものがちょっとずつ自分の色として芽生えてきて、後半一気に揺れ動いていきます。全話を通して感情の揺れや波がある役なので、ドロドロした作品の中でも、基秋の変わっていくさまを見ていただけたらうれしいです!」

──ありがとうございました!

【プロフィール】


萩原利久(はぎわら りく)
1999年2月28日生まれ。埼玉県出身。2008年に子役としてデビュー。バラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)でオカレモンJr.として活躍。19年のドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)で注目を集めると、「電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-」(テレビ東京ほか)では主演を務めた。今年には、時代劇×SFドラマ「大江戸スチームパンク」(テレビ大阪)でも主演を務めるなど、活躍の幅を広げている。

【番組情報】


「鈍色の箱の中で」
テレビ朝日ほか
土曜 深夜3:00~3:30
※地上波放送終了後、ビデオパスで配信。

【プレゼント】


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●締め切り:2020年3月9日(月)正午

●発表方法:当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。あらかじめご了承ください。

テレビ朝日担当 I・S
撮影/蓮尾美智子

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