PayPayやau PAYなどの大型ポイント還元に注目、テレビやスマホの市場動向も

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【話題のニュースダイジェスト】 2020年2月7日から13日までの期間、「BCN+R」で注目を集めたのは、スマートフォン(スマホ)決済サービス「PayPay」「au PAY」「dポイント」の大型ポイント還元キャンペーンだった。また、全国の家電量販店・ネットショップからPOSデータを集計した「BCNランキング」によるテレビ市場の異変も多く読まれた。ファーウェイのスマホシェアにも関心が高まった。ニュースを振り返る。

実質42%のポイント還元

PayPayとau PAYの還元キャンペーンが話題になっている。飲食店を対象にした40%還元、全加盟店対象の20%還元などだ。さらに、au PAYはローソンとファミリーマートで実施中のdポイント20%還元キャンペーンとポイント還元事業を組み合わせると、実質最大42%還元になる。

大型のポイント還元といえるが、注意しなければならないこともある。PayPayの実施期間が2月中なのに対し、au PAY×dポイントが組み合わせられるのは2月10日~16日あるいは17日までという点だ。また、au PAYの20%還元には、1週間の還元総額10億円を早い者勝ちで争奪するというルールがある。

au PAYのキャンペーンは“月曜日”を狙え

au PAYが2月10日に開始した「誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン」は、ステージ1(2月10日~3月1日)、ステージ2(3月2~22日)、ステージ3(3月23~29日)に期間が区切られている。テージ1とステージ2が3万ポイント、ステージ3が1万ポイントに設定されている。

注意しておきたいのが運営側が翌日中に毎週10億円の還元総額に達すると判断した場合、翌日でその週のキャンペーンが終了するということだ。すでにステージ1は、2月11日で終了した。お得に買い物したいなら、10億円がチャージされる月曜日を狙うのがおすすめだ。

シャープがトップのテレビ市場に異変

テレビ市場に異変が起きている。販売台数で不動のトップを走るシャープだが、シェアの下落が続いている。18年の秋ごろまでは安定的に3割前後のシェアを維持してきたが、直近で最後に30%を超えたのが19年の1月。以降シェアが下がり続け、消費税が増税された10月以降は25%を割り込んでいた。この1月は初売り効果で25.7%まで回復したが、昨年1月比で5.8ポイントもシェアを落としている。

シャープは今春、有機ELテレビに参入すると一部で報道されているが、主要メーカーで最後発。しかも、新型コロナウイルスによる生産体制への影響も無視できない状況だ。すぐに反転攻勢とはいかないだろう。8K製品のテコ入れとともに有機ELの投入で右肩下がりの現状から脱するには、しばらく時間がかかりそうだ。

エディオンも「dポイント」20%還元

いくつかの大型ポイント還元キャンペーンが実施となっている中、家電量販店のエディオンは3月31日まで、「新生活応援dポイント 最大+40倍ポイント還元!」を開催している。

例えば、税込みで2万7500円の家電を購入した場合、通常特典の125ポイントとキャンペーン特典の5000ポイントが付与される。なお、キャンペーン特典は4月下旬ごろ付与する予定で、期間・用途限定のdポイントだ。付与上限は5000ポイント。期間中でも付与総額が500万円相当に達し次第キャンペーンを終了するので、早い者勝ちだ。

ファーウェイが世界第2位に

カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチにおける世界のスマートフォン市場の動向を含む「Market Monitorサービス」の最新調査結果によれば、19年のスマートフォン(スマホ)出荷シェアは米国からの制裁があったにも関わらずファーウェイがアップルを抜いて、世界第2位のメーカーとなっている。

2018年と2019年のスマートフォン出荷シェア

これは、ファーウェイが中国国内でほぼ4割のシェアを獲得するほどの積極的な販売攻勢を仕掛けたことによるものという。同社の全出荷数量の6割以上が中国国内向けであり、中国以外では旧機種の販売継続を試みているものの、競争の激化によって同社が提供できる顧客価値が次第に薄れつつあるとのことだ。

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。