衆院沖縄2区 照屋議員の後継に新垣北中城村長 社民党県連

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新垣邦男氏

 社民党県連(照屋大河委員長)は15日の執行委員会で、衆院2区で今期限りの引退を表明している党公認の照屋寛徳氏(74)の後継候補に関し、新垣邦男北中城村長(63)とする党選考委員会の答申を賛成多数で了承した。2区8市町村にある照屋寛徳氏後援会に結果を報告した上で、県連として新垣氏へ正式に出馬を打診をする。

 採決では、出席した執行委員19人中、13人が賛成。挙手しなかった6人のうち3人は反対の意見を表明し、3人は「意見表明できない」などの理由で賛成しなかった。3人の執行委員は欠席した。

 照屋大河氏は全会一致とならなかったことに「理解して頂けなかったのは自分の力不足だ」と述べた。一方、2区は米軍普天間飛行場を抱え、照屋寛徳氏が社民公認で6期連続で当選してきた重要選挙区だとし、「新垣氏に(立候補の)意思表示をしてもらい、何としても勝ち抜き辺野古新基地建設を阻止したい」と決意を述べた。

 新垣氏が受諾の意思を示した後、県連は党本部に公認推薦の手続きをとる。県政与党でつくる各党各会派会議を通して「オール沖縄」勢力にも報告する。

 照屋寛徳氏の後継を巡っては、県連の候補者選考委員会が6月に新垣氏を選定した。一方、県連内では「県連の意思決定機関である執行委員会に経過報告がない」として反発が上がり、決定に至っていなかった。